内科的治療を受ける入院患者への生活行動に基づく新たな離床看護プログラム開発と評価
Project/Area Number |
18K17439
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Kanagawa University of Human Services (2020-2023) St. Luke's International University (2018-2019) |
Principal Investigator |
加藤木 真史 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (70521433)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2019: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 離床 / 内科的治療 / 生活行動 / 看護 / 加速度計 / 地域包括ケア病棟 / プログラム / プログラム開発 / 入院患者 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題申請時の目的は、手術を受ける患者を対象に筆者が取り組んできた離床研究を基盤に、内科的治療を受ける入院患者を対象とした生活行動に基づく新たな離床看護プログラムを開発し、その実効性を検証することであった。2018年度~2019年度にかけて、本研究課題で対象とする地域包括ケア病棟入院患者への離床看護プログラムを病棟看護師、理学療法士、作業療法士らとともに検討した結果、入院患者の活動の実態が明らかにされていないことが大きな課題となった。 そこで2020年度より、地域包括ケア病棟入院患者の療養生活における身体活動の実態を把握し、離床に向けた支援を検討することを目的とした研究「地域包括ケア病棟における入院患者の身体活動の実態:活動日誌と加速度計を用いた調査」を実施した。研究対象者は、地域包括ケア病棟に入院中の歩いて移動ができる患者とし、データ収集方法は、対象者への加速度計activPAL(PAL Technologies Ltd, Glasgow, UK)の装着、活動日誌への記録、入院生活に関する聞き取り等である。 2021年度末までに目標となる30名からのデータ収集を完了し、2022年度に引き続き、2023年度もデータの分析を進めた。その結果、患者背景や身体状況による身体活動の特徴など、地域包括ケア病棟入院患者に対する離床看護プログラムを検討するための重要な知見を得ることができた。また、研究成果の公表にむけ論文執筆を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2018年度~2019年度にかけて、本研究課題で対象とする地域包括ケア病棟入院患者への離床看護プログラムを検討した結果、入院患者の活動の実態が明らかにされていないことが課題となり、研究計画を変更する必要性が生じた。また、2020年度より開始した研究「地域包括ケア病棟における入院患者の身体活動の実態:活動日誌と加速度計を用いた調査」のデータ収集方法において、大腿部に装着した加速度計activPAL(PAL Technologies Ltd, Glasgow, UK)による「臥位」と「座位」の判別精度が低いことが判明し、身体活動の測定方法を変更することとなった。加えて、2020年4月からのCOVID-19パンデミックに伴い、教育活動に費やす時間の増加、医療機関でのデータ収集などにおける研究活動の制約があり、研究方法ならびにスケジュールの大幅な変更を余儀なくされた。 以上の理由より、「遅れている」と評価した。
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Strategy for Future Research Activity |
研究成果の公表に向けて、論文投稿の準備を進める予定である。
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Report
(6 results)
Research Products
(3 results)