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「帝王切開による出産体験の自尊感情尺度」の作成と信頼性・妥当性の検討

Research Project

Project/Area Number 18K17549
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

箱崎 友美  群馬大学, 大学院保健学研究科, 助教 (20805072)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2019-03-31
Project Status Discontinued (Fiscal Year 2018)
Budget Amount *help
¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2019: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Keywords帝王切開 / 自尊感情 / 出産体験 / 心理的健康
Outline of Annual Research Achievements

平成30年度は、「帝王切開による出産体験の自尊感情尺度」の作成に向け、国内外の先行研究をもとに帝王切開による出産体験がどのような体験であるかを明らかにすることを目的に文献検討を行った。その結果、帝王切開による出産体験には、「女性自身の身体的な体験」「母親としての体験」「重要他者との関係に伴う体験」という大きく3つの体験があることが分かった。
「女性自身の身体的な体験」には、帝王切開への恐怖や不安、陣痛や帝王切開の痛みへの恐怖など、身体的・心理的な体験があった。これらの帝王切開への恐怖や不安は、自らの身体の安全が求められていることを意味しており、生理的・安全欲求の感情である。つまり、この欲求が満たされないということにより、身体的・心理的な健康に影響を及ぼし、自尊感情を脅かすことが考えられた。
また、「母親としての心理的な体験」には、母親としての能力に関する体験と、児の健康を案じた体験があった。帝王切開で出産した女性は、経膣分娩できないことが女性として不能とみなされる体験や、女性として屈辱的な体験であり、経膣分娩できなかったという罪責感や出産したと言ってもいいのだろうかという遠慮があり、自尊感情の低下につながる体験であると考えられる。
さらに、「重要他者との関係に伴う体験」では、他の人々がどのように自分を気づかっているかということが、自分自身の評価や自分の人生において「重要な他者」から寄せられている尊敬・受容・関心が自尊感情に寄与することから、帝王切開による出産体験においても、重要他者との関係に伴う体験は自尊感情の低下につながる体験であると考えられた。
現在は、帝王切開による出産体験がどのような体験であるのかを文献検討した内容を論文としてまとめ、投稿準備中である。

Report

(1 results)
  • 2018 Annual Research Report

URL: 

Published: 2018-04-23   Modified: 2019-12-27  

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