Project/Area Number |
18KK0130
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Research Category |
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 25:Social systems engineering, safety engineering, disaster prevention engineering, and related fields
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
重 尚一 京都大学, 理学研究科, 准教授 (60344264)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
牛尾 知雄 大阪大学, 大学院工学研究科, 教授 (50332961)
久保田 拓志 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 第一宇宙技術部門, 研究領域主幹 (90378927)
佐山 敬洋 京都大学, 防災研究所, 准教授 (70402930)
広瀬 民志 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 第一宇宙技術部門, 宇宙航空プロジェクト研究員 (80709296)
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Project Period (FY) |
2018-10-09 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥17,550,000 (Direct Cost: ¥13,500,000、Indirect Cost: ¥4,050,000)
Fiscal Year 2021: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2020: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2019: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2018: ¥6,110,000 (Direct Cost: ¥4,700,000、Indirect Cost: ¥1,410,000)
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Keywords | マッデン・ジュリアン振動 / 熱帯降雨観測衛星 / 全球衛星降水マップ / インドネシア / 地上気象レーダ / インドネシア気象レーダ / 気象レーダ / 洪水予測 |
Outline of Annual Research Achievements |
マッデン・ジュリアン振動(MJO)の対流活発期に、インドネシア海洋大陸の海域では気候値からの降水量アノマリーが正である一方、カリマンタン島(ボルネオ島)など海洋大陸の陸域ではゼロもしくは負の値である事が、 先行研究によって報告されてきた。このような降水変動は、 MJO対流活発期にOLR アノマリーがカリマンタン島など海洋大陸の陸域を迂回して赤道以南の海域を東進する様子と整合しているため、受け入れられてきた。しかし、先行研究で用いられたデータ(TRMM3B42、TRMM3B42HQ)は、陸上での降水量の推定精度に問題がある可能性がある。このため、熱帯降雨観測衛星(TRMM)に搭載された降雨レーダ(PR)ならびに可視赤外放射計(VIRS)の軌道データ、そしてTRMM3B42、TRMM3B42HQ、GSMaP、IMERGといった格子化された衛星降雨データを用いて、 MJOに伴うインドネシア海洋大陸上での降水変動を再検討した。 海域でのMJOに伴う降水アノマリー変動については、PRならびにPR 観測幅データを取り出したTRMM3B42、 TRMM3B42HQ、GSMaP、IMERG が一致していた。しかしながら、陸域ではPR、GSMaP、IMERGは、TRMM3B42、TRMM3B42HQと大きく異なっていた。インドネシア海洋大陸がMJO対流活発期であるPhase 4 において、TRMM3B42、TRMM3B42HQは先行研究同様、カリマンタン島で降水量アノマリーがほぼゼロを示していた。一方、 PR, GSMaP, IMERGは、カリマンタン島における降水量アノマリーのピークは Phase 3にあったが、 Phase 4でも正の降水量アノマリーを示しており、 TRMM3B42、TRMM3B42HQを用いた先行研究の結果と大きく異なっていることがわかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
熱帯降雨観測衛星のデータを解析することにより、インドネシア海洋大陸通過時のマッデン・ジュリアン振動のこれまでの描像を新たに捉え直すことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
今後、地上気象レーダを活用して、衛星降水マップを検証していく。
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