希土類系複合粒子のパノスコピック形態制御と排ガス浄化材料への応用
Project/Area Number |
19018010
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Nagoya Institute of Technology |
Principal Investigator |
小澤 正邦 Nagoya Institute of Technology, 工学研究科, 教授 (30252315)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉本 達律 名古屋工業大学, セラミックス基盤工学研究センター, 研究員 (50447851)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 希土類 / 触媒 / アルミナ / ランタン / 自動車排ガス / 耐熱性 / 担体 / ナノ粒子 |
Research Abstract |
Laを添加したγ-Al_2O_3の耐熱性と微細構造変化について研究し、ナノ複合化触媒担体を創製する可能性を遊求した。γ-Al_2O_3にLaを添加することで高温での比表面積低下および相転移を抑制することができた。固相反応により800〜1100℃で複合酸化物を生成する現象を見出した。これを複合組織制御に用いることで10から20nmの結晶をアルミナ二次粒子内部の粒子間に生成させ、アルミナのナノレベル複合コンポジット触媒担体を作製した。この複合酸化物触媒は酸化反応やNO分解に特異な活性を示すことが期待される。また複合金属が可能な構造上の特徴を有するため、新規な触媒材料としても注目される。これらの微粒状態での担持は一般的手法では困難な技術であり、不安定な有機金属等を出発とする精密微粒子合成手法が主流である。本研究では、ランタン/アルミナ系担体の固相反応制御から、通常大気中かつ高温下での熱力学的安定な生成現象を利用すれば、ナノ複合化触媒担体の作製技術の開発に対して有用であるとの結論を得た。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)