高分子ナノ構造を利用した共役ポリマーのナノ・マイクロ構造制御
Project/Area Number |
19022008
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
伊藤 香織 (鎌田 香織) Tokyo Institute of Technology, 資源化学研究所, 助教 (00361791)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | 高分子構造・物性 / 自己組織化 / ナノ材料 / 表面・界面物性 / 複合材料・物性 |
Research Abstract |
本年度は、共役ポリマーの階層構造制御及び電気特性評価を行った。また、平成19年度に引き続き、ドメイン選択的複合化法の確立を目指し、テンプレートであるブロック共重合体薄膜の除去及び独立型導電性高分子ナノワイヤアレイの作製を検討した。具体的には、ブロック共重合体薄膜を塗布したITO基板を作用極として、ポリピロールの電解重合を行った。これまで検討してきた水溶液に変わり、溶媒にプロピレンカーボネートを用いることにより、ブロック共重合体中の親水性ドメインであるPEOナノシリンダー部位に選択的にポリピロールの成長が確認され、FE-SEM観察から、流した電気量に相当する長さのポリピロールワイヤの作製に成功した。後半では、このポリピローワイヤの電気伝導度測定を行った。バルクのポリピロール膜に比べて、電導度は劣るものの、垂直配向に由来する電気伝導の異方性が確認された。
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Report
(2 results)
Research Products
(24 results)