ナイーブなユーザのための安全・安心情報生活空間の研究
Project/Area Number |
19024032
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
|
Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
吉浦 裕 The University of Electro-Communications, 電気通信学部, 教授 (40361828)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村山 優子 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 教授 (20264955)
佐々木 良一 東京電機大学, 未来科学部, 教授 (70333531)
|
Project Period (FY) |
2007 – 2008
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
|
Budget Amount *help |
¥6,400,000 (Direct Cost: ¥6,400,000)
Fiscal Year 2008: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2007: ¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
|
Keywords | 情報セキュリティ / トラスト / 安心 / プライバシー保護 / 成りすまし / ミスリード / 暗号・認証 / セキュア・ネジトワーク |
Research Abstract |
ITサービスにおけるナイーブユーザの認知特性の解明および、サービスへの安全な誘導方法の確立を目的として、(1)安心の要因解明、(2)誤認の要因解明と検知・警告システム、(3)ミスリードの解明と圭やつシステムの3つの課題に取り組んだ。 (1) 安心の要因解明では、地方自治体職員756名を対象にアンケート調査を実施した。その結果について因子分析を行い、固有値、解釈可能性を考慮し6因子解を見出した。6因子は、安全性、知識、ユーザビリティ、信用(トラストの認知部分)、プリファランス、直感である。(2)誤認の要因解明と検知・警告システムでは、SNSからのプライバシー情報漏えいとEビジネスにおけるフィッシング詐欺を取り上げ、前者については2年分の日記を分析し、後者についてはアイカメラを用いたユーザの認知特性の分析をおこなった。SNSからのプライバシー情報漏えいの警告システムおよびフィッシング詐欺の警告システムを設計、実装した。フィッシング詐欺警告システムについては、350サイトの評価を行った。(3)ミスリードの解明と啓発システムでは、2000年問題における日米欧の政府、マスコミ、専門家の発言と、住民の反応を分析し、日本の課題として、技術専門家の積極的な参加・発言の重要性を見出した。
|
Report
(2 results)
Research Products
(14 results)
-
-
-
-
[Presentation] Anshin as Emotional Trust2009
Author(s)
Yuko Murayama
Organizer
HICSS Symposium on Credibility Assessment and Information Quality
Place of Presentation
Waikoloa, Big Island, Hawaii
Year and Date
2009-01-06
Related Report
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-