Project/Area Number |
19027014
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Saitama University |
Principal Investigator |
石井 昭彦 Saitama University, 理工学研究科, 教授 (90193242)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中田 憲男 埼玉大学, 理工学研究科, 助教 (50375416)
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Project Period (FY) |
2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | セレン / 白金 / パラジウム / 環化 |
Research Abstract |
(1)ジセレニド(TripSeSeTrip)およびセレノール(TripSeOH)とPt(PPh_3)_2(C_2H_4)の反応 TripSeSeTripとPt(PPh_3)_2(C_2H_4)の反応を行ったところ,対応するセレナプラチナサイクルとともに,ヒドリド錯体が生成した。この反応について詳細に検討したところ,中間に生成したセレノールがPt(PPh_3)_2(C_2H_4)と反応しヒドリド錯体を与えることがわかった。興味深いことに,ヒドリド錯体をHBF_4で処理するか,トルエン還流下で加熱することでセレナメタラサイクルが生成することを見出した。 (2)セレン原子上の置換基の効果 9-アントラセニルジセレニドとPt(PPh_3)_2(C_2H_4)の反応を検討したが,セレナプラチナサイクルは得られなかった。次に9-トリプチシル基と同様の二環式骨格をもつヘキサヒドロフラノアントラセニル基について検討した。そのジセレニドと白金(0)錯体との反応により,低収率ながら目的のセレナプラチナサイクルが2つの立体異性体混合物として得られた。対応するセレノールと白金(0)錯体の反応ではヒドリド錯体が高収率で得られ,これをトルエン還流下で加熱すると,低収率ながらセレナプラチナサイクルが生成した。 (3)金属およびリン配位子の効果 金属として白金に代えてパラジウム,金属配位子としてPPh_3の他にdppeおよびdppfを検討し,対応するヒドリド錯体およびセレナプラチナサイクルを得ることができた。 (4)セレナプラチナサイクルとアルキン類の反応 ヒドリド錯体とDMADおよびプロピオール酸メチルとの反応ではそれぞれ対応するシン付加体が得られた。また,セレナプラチナサイクルとDMADとの反応では対応する付加体を得ることに成功した。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)