Project/Area Number |
19038025
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
石井 俊輔 The Institute of Physical and Chemical Research, 石井分子遺伝学研究室, 主任研究員 (00124785)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥7,000,000 (Direct Cost: ¥7,000,000)
Fiscal Year 2008: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
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Keywords | 核内移行 / 核膜 / 転写因子 / 形態形成 / ショウジョウバエ / 核内ダイナミクス / 転写制御 / 核外移行 |
Research Abstract |
ショウジョウバエの転写因子Cubitus interruptus(Ci)、およびその動物ホモログであるGlioblastoma(GLI)は、ヘッジホッグシグナル伝達経路上で機能し、形態形成において重要な役割を果たしている。私達は、Ciに結合する因子として、Roadkill(Rdx)を同定し、RdxによるCi活性の制御メカニズムを解析した。Rdxは、Cul3と結合して、ユビキチンE3リガーゼとして、Ciのプロテアソーム依存的分解に関与することが、すでに報告されている。しかし、私達は、Rdxがハエ翅成虫原基の前後軸近辺で、発現が高く、この領域では、RdxかCiの分解に関与しないことを見出した。そして、強いHhシグナルを受け取る前後軸近辺では、Rdxは核膜孔に局在し、Ciとimportinα3との結合を阻害して、Ciの核内移行を阻害することを見出した。一方、比較的弱い強度のHhシグナルを受け取る、さらに前側の領域では、RdxはCiの核内移行を阻害せず、核内のCiの分解を制御する。Rdxの2つの機能の使い分けは、Hhシグナル強度に応じて、核内のCi分子数を調節し、標的遺伝子を選択的に調節するために、重要な役割を果たすことが明らかにされた。この結果は、Rdxが異なるメカニズムによって、転写因子Ciの核内ダイナミクスを緻密に制御しており、この緻密な制御が、正常な形態形成に不可欠の役割を果たしていることを示している。
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Report
(2 results)
Research Products
(15 results)