Project/Area Number |
19041002
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
瀬谷 司 Hokkaido University, 大学院・先端生命科学研究院, 教授 (10301805)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 美佐子 北海道大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (30332456)
押海 裕之 北海道大学, 大学院・医学研究科, 助教 (50379103)
海老原 敬 北海道大学, 大学院・先端生命科学研究院, 特任助教 (20374407)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥15,000,000 (Direct Cost: ¥15,000,000)
Fiscal Year 2008: ¥7,600,000 (Direct Cost: ¥7,600,000)
Fiscal Year 2007: ¥7,400,000 (Direct Cost: ¥7,400,000)
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Keywords | RNAアジュバント / Toll-like-receptor / RNAウイルス / インターフェロン / 細胞性免疫 / HCV / poliovirus / Toll-like receptor |
Research Abstract |
H20年度は以下の2点についてそれぞれ成果を得た。以下に列記する。 1. DI RNAによる樹状細胞を介したNK細胞活性化解析 : Defective interference(DI) RNAは感染のIFN-beta応答においてRIG-I/MDA5をセンサーとする。DI RNAがpolyI : Cと異なりTLR3活性化に向かわない訳はendosomeに行かないためである。PolyI : Cはcytokine stormなど有害事象を誘起するが、DI RNAを含むウイルスワクチンは毒性が低い。PolyI : Cをエンドソーム標的型リポソームにくるんでマウス骨髄樹状細胞(mDC)に投与するとmDCのTLR3を選択活性化出来る事が判明した。IPS-1経路とTICAM-1経路の活性化が誘起する樹状細胞応答(NK活性化など)を比較検討する企画を推進中である。種々の人工合成stem-loop RNAもこの系でテストする。毒性が低くmDCを成熟化させるRNA誘導体をこの系で抽出する事を試みている。 2. ウイルス感染モデルを用いたRNA応答の解析 : 麻疹ウイルスの他にdsRNAを産生するpoliovtrus, HCVを用いて宿主RNA応答を解析した。麻疹DI RNAはRIG-I/MDA5をレセプターとしてIFN誘導を行うことが判明したが、ポリオ、HCVでは他のRNA認識パターン認識レセプター(TLR3, TLR7, TILR8, PKR, dicer-RNAi)を活性化しうるという結果を得た。HCVはhepatocytesに包まれたウイルスRNAがヒトmDCに侵食されてendosomeに到達しそこでTLR3と邂逅する、という経路で外因性のRNA認識経路(TICAM-1経路)を活性化すること、その結果樹状細胞は成熟化してNK, Th1の活性化を誘導する事を証明した(Ebihara et.al., Hepatology 2008)。Poliovtrusは腹腔投与でTICAM-1経路を活性化し、外因性のウイルス応答を誘起することが示された(Matsuo et.al., submitted)。TLR22が樹状細胞に表在するTGマウスを作成して、外因性経路の関与を検討中である。
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Report
(2 results)
Research Products
(38 results)