ユビキチン化関連酵素E4Bによる神経変性防御機構の解明
Project/Area Number |
19044034
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
松本 雅記 Kyushu University, 生体防御医学研究所, 准教授 (60380531)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西山 正章 九州大学, 生体防御医学研究所, 特任助教 (50423562)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥6,600,000 (Direct Cost: ¥6,600,000)
Fiscal Year 2008: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2007: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
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Keywords | タンパク / ユビキチン / プロテオミクス / 翻訳後修飾 / 遺伝子変マウス / 神経変性疾患 / ユピキチン / ブロテオミクス / プリグルタミン病 |
Research Abstract |
E4B遺伝子改変マウスの解析 神経特異的なE4Bノックアウトマウス(E4B-CKOマウス)は正常に発生したが、20週令までにほとんどが突然死を起こした。突然死の原因として癲癇発作が疑われた。一方、E4Bトランスジェニックマウス(E4B-TG)は高度に脂肪が蓄積する肥満マウスとなった。E4B-TGマウスの室傍核(PVN)においてグリオーシが認められた。この領域に神経変性など何らかの異常が生じている可能性が示唆された。また, PVNは満腹中枢として機能しており, この領域の異常は過食を引き起こすため, 本トランスジェニックマウスで見られた表現型はこの領域の異常が主たる原因と考えられた。上記E4BC-KOマウスおよびE4B-TGマウスとの交配による遺伝学的解析を目的としてataxin-3 TGマウスを作製したが、上述したようにE4B CKOおよびTGマウスともに単独で神経系の異常に起因すると思われる表現型を示したため、現在交配を見合わせている。 発現プロテオミクスによるE4Bの下流分子の探索 上記E4B遺伝子改変マウスの脳組織を用いて2D-DIGE法*およびiTRAQ法による発現プロテオーム解析を行った。これらの結果からPSD-95やNMDA受容体などの後シナプス膜に存在するタンパク質が蓄積していることを見出した。さらに、in vitroユビキチン化反応系を用いた活性プロテオミクス解析法を確立し、E4Bコンディショナルノックアウトマウスの脳抽出液に適用し, GABAトランスポーターが顕著に減少していることが判明した。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)
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[Journal Article] Large-scale proteomic analysis of tyrosine phosphorylation induced by TCR or BCR activation reveals new signaling pathways2009
Author(s)
Matsumoto, M, Oyamada, K., Takahashi, H., Sato, T., Hatakeya ma, S., Nakayama KI.
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Journal Title
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Peer Reviewed
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