Decipher the mechanism to generate proteome diversity with area specificity in mammalian central nervous system
Project/Area Number |
19500269
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Neuroscience in general
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
TAKEUCHI Akihide Tokyo Medical and Dental University, 難治疾患研究所, 助教 (90436618)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
萩原 正敏 東京医科歯科大学, 大学院・疾患生命科学研究部, 教授 (10208423)
黒柳 秀人 東京医科歯科大学, 大学院・疾患生命科学研究部, 講師 (30323702)
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Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
HAGIWARA Masatoshi 東京医科歯科大学, 大学院・疾患生命科学研究部, 教授 (10208423)
KUROYANAGI Hidehito 東京医科歯科大学, 大学院・疾患生命科学研究部, 准教授 (30323702)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2008: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | (1)選択的スプライシング制御 / (2)相互排他的スプライシング制御 / (3)組織特異的スプライシング制御 / (4)スプライシング・レポーター / (5)スプライシング・レポーターマウス / (6)Fibroblast Growth Factor Receptor2 / (7)RNA結合タンパク質 / (8)スプライス・サイト認識 / 選択的スプライシング制御 / 相互排他的スプライシング制御 / 組織特異的スプライシング制御 / スプライシング・レポーター / スプライシング・レポーターマウス / Fibroblast Growth Factor Receptor2 / RNA結合タンパク質 / スプライス・サイト認識 / 神経科学 / 発生、分化 / スプライシング |
Research Abstract |
中枢神経系におけるプロテオームの多様性創出と部位特異的発現制御メカニズムの解明のために、モデル遺伝子として線維芽細胞増殖因子受容体2、Fibroblast Growth Factor-Receptor2(FGFR2)遺伝子を用いて以下の解析を行った。FGFR2は選択的スプライシング制御により、哺乳類の発生段階で組織特異的に構造と機能を変えることが知られており、この構造と機能の切り替えが、哺乳類の発生においてきわめて重要なことがこれまで示されている。マウスの発生過程での神経系を含む全身でのスプライシング・パターンの検討、スプライシング制御に関与する遺伝子構造(シス配列)の同定、遺伝子構造(シス配列)に結合するトランス因子(RNA結合タンパク質)の同定、スプライシング制御メカニズムと制御ルールの解明を行った。まずFGFR2のスプライシング・レポーターシステムの開発を行い、世界で初めて内在性の組織特異的な相互排他的選択的スプライシング制御をきれいに反映する実験系の開発に成功した。 このレポーター系を用いて、FGFR2の選択的スプライシング制御に重要な2つの遺伝子構造(シス配列、UGCAUG配列およびISE/ISS-3配列)を同定できた。さらに、このシス配列に結合するRNA結合タンパク質として、FoxおよびESRPを同定した。 この2つの因子がFGFR2のpre-mRNAのシス配列に結合することにより、選択されやすさに優劣のある2つの相互排他的エクソンの認識を変化させて、スイッチを切り替えるように1つのエクソンのみの選択を可能にしていることを見出した。さらに、この2つのエクソンの組織特異的な制御は、進化的に保存されたメカニズムとして、全身性に発現するRNA結合タンパク質と組織特異的に発現するRNA結合タンパク質の組み合わせによりなされていることが分かり、スプライシング制御の暗号を解読する上で重要な発見となった。
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Report
(3 results)
Research Products
(11 results)