Sanitary Measures in the Nineteenth Century in England
Project/Area Number |
19500856
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Sociology/History of science and technology
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
OGAWA Mariko Mie University, 人文学部, 教授 (00185513)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | コレラ / リービッヒ / 屎尿利用 / コッホ / テムズ河 / 衛生政策 / シティコーポレーション / 下水道網 / 屎尿の再利用 / 肥料 / 農芸化学 / 農業の科学化 / 王立農学協会 |
Research Abstract |
科研費補助金による本テーマで有名な外国雑誌に論文が掲載されたことは、重要な成果と考えている。ひとつ明確になった重要な衛生政策上の事柄は、科学者の言動がいかに人々を翻弄するかということである。世界的な権威とされた科学者が、黒を白だと言えば、世間一般はいとも容易にその言説に流されるということである。リービッヒの事例を通して、その確かな例を発掘しえたと考えている。 また19世紀の衛生学のさまざまなテーマとダーウィンの進化論が意外な結びつきを持っていたという新たな事実も解明できた。それは、著者がダーウィンについてすでに一著を成したことと無関係ではない。また衛生学の研究の中で、幾人かの女性たちの主張を取り上げるときには、これまでの歴史的なジェンダー研究が無駄ではなかったと思われる繋がりも見出すことができた。現在一冊の本にまとめているところである。
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Report
(3 results)
Research Products
(21 results)