Project/Area Number |
19530842
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Education on school subjects and activities
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Research Institution | Nagoya Women's University |
Principal Investigator |
SHIRAI Yasutoshi Nagoya Women's University, 家政学部, 教授 (20267925)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SHIMOMURA Tsutomu 三重大学, 教育学部, 教授 (80150217)
WASHIO Atsushi 高田短期大学, オフィス情報学科, 教授 (30259379)
YAMAGUCHI Atsuko 名古屋女子大学, 家政学部, 講師 (10351008)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2008: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | 教育学 / 教科教育学 / カリキュラム開発 / 学習支援 / 教員研修 |
Research Abstract |
本研究において得られた結果として、教員研修では、(1)多くの学校においては、一斉授業型になじみ、たとえ、学習者参加型の教員研修で体験的に学んでも、現場では、多様な指導法が実践できる状況にはない。(2)教員は多忙なため時間がなく、なかなか積極的に、手間のかかるグループワークなどの学習者参加型の授業を構築できない。(3)教員自身、モデルカリキュラムから実際の実施カリキュラムへの応用が難しいことから、現場でそのまま利用できる実践的なカリキュラムが必要と考えられるが、むしろ、教員自身の応用力を鍛える必要がある。(4)教員の学習支援スキル育成には、本研究で作成した継続的な体験型研修カリキュラムの必要性が大きい。大学での教員養成に関しては、(1)学生は、自らが学ぶ姿勢が弱く「受け身」が染みついている。(2)「教わる」から「学ぶ」への意識転換がなかなか困難である。(3)考える力、応用する力、議論して意見などをまとめる力などの評価が難しいことから、共有された学習成果の活用方法、学習者参加型の指導手法、評価の方法の開発が必要である。これらのことが示唆された。
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