Study for a generation of a latticed cluster plasma and its interaction with strong laser field
Project/Area Number |
19540525
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Plasma science
|
Research Institution | Setsunan University |
Principal Investigator |
田口 俊弘 Setsunan University, 工学部, 教授 (90171595)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 雅彦 摂南大学, 工学部電気電子工学科, 教授 (60191889)
坂和 洋一 大阪大学, レーザエネルギー学研究センター, 準教授 (70242881)
|
Project Period (FY) |
2007 – 2008
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
|
Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
|
Keywords | レーザー / 格子状クラスター / 電離・衝突効果を含む粒子コード / モバイル真空チャンバー / 回転電場型質量フィルタ / 微粒子プラズマ / 回転電場型質量フィルター / クラスター |
Research Abstract |
本研究は,クラスターを格子状に配列させた状態に高強度レーザーを照射することでコヒ-レントな現象を発生させることを目指し,それに向けての格子状クラスター生成手法の確立と解析用のシミュレーションコードの開発を目的とした。 レーザークラスター相互作用を解析するためのシミュレーションコード開発の成果としては,まず粒子間衝突過程と電離(衝突電離・電界電離)過程を含んだ効率の良い粒子コードの開発を行った。今回開発したコードにおいて,粒子間衝突効果はLangevin方程式を用いる方式により導入し,電離過程は電界電離がADK理論,衝突電離はLotzの公式を用いて導入した。開発したコードを用いてクラスターのエネルギー吸収や高速イオンのエネルギースペクトルなどを調べた。さらに, 3次元化と並列化による大規模化も行った。 格子状クラスタープラズマ生成実験では,生成実験のためのモバイル真空チャンバーの製作を行った。製作したチャンバーは高さ約20cm,直径約20cmの円筒状である。プラズマ発生用,および微粒子プラズマ閉じ込め用の電極,エタノールガス導入機構,および微粒子供給装置を製作して取り付けた。またC60フラーレンのクラスターイオン生成実験のためのイオン源および回転電場型質量フィルタの製作を行い,イオン電流検出器を取り付けるためのXY可動ステージを購入した。これらの装置を用いて実験を行ったところ,微粒子プラズマの空間固定による格子状クラスターの生成は,直流放電ではうまくいかなったが,冷陰極放電管用の45kHzインバータを利用した高周波電源を用いることで成功した。
|
Report
(3 results)
Research Products
(17 results)