Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
ノニルフェノール(NP)は、内分泌かく乱作用を示す物質で、数多くの異性体の混合物である。しかし、それらは分離、構造解析、合成が困難なため、ノニル基のベンゼン環に結合した炭素(α位)以外の構造は解明することができなかった。本研究では、アセトニトリルを試薬イオンとして用いた化学イオン化-タンデム質量分析により、さらに環から離れたβ位とγ位の炭素の分岐構造に関する情報が得られることを見出した。
All 2008 2007
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