Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
コンクリート中の塩化物イオン量が多い場合は、鉄筋腐食補修工法による腐食抑制効果は、あまり期待できないこと、劣化したコンクリートは鉄筋の裏側まで切り取らないと効果が期待できないこと、鉄筋防錆処理材を施すと補修効果が向上することなどを明らかにした。鉄筋腐食度の評価指標として質量減少率を取りあげ、各種工法の補修効果を評価し、発錆面積率で評価した場合と同様な傾向を示すことを明らかにした。しかし、塩化物イオン量が多い場合や、補修部分と補修していない部分との境界部分では、発錆面積率が同じでも質量減少率には差がある場合があることを示した。
All 2008 2007
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コンクリート工学年次論文集 Vol.30 No.2
Pages: 589-594
日本建築学会構造系論文集 第73巻、第633号
Pages: 1913-1920