Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
ダニアレルゲンDer f 2は、立体構造が類似している先天性免疫分子MD-2と同様に、リポ多糖を結合することが、核磁気共鳴法やゲルろ過、蛍光測定などによって示された。化学シフト摂動法などの結果から、Der f 2は2枚の大きなβシートの間でリポ多糖の疎水部位(ヒッポ)を捉え、MD-2-リポ多糖複合体に似た構造を作ることが示唆された。これらの結果は、Der f 2がMD-2の代わりに先天性免疫系を活性化することでアレルゲン性を獲得したとする考えと合致する。
All 2007
All Presentation (2 results)