Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
上皮細胞への侵入性を有する病原菌に対する 乳酸菌の影響を調べたところ、Lactobacillus amylovorus、L. crispatus およびL. gasseriはSalmonella Typhimurium およびArcobacter butzleri のCaco-2細胞への侵入を40-50%低下させた。その機構について以下のように推定した。L. acidophilus ではCaco-2細胞のアクチンフィラメントの再構成を促進することが見いだされたことから、細胞骨格タンパク質への作用がlactobacilliの侵入阻止活性と関連していると推定された。また、Bifidobacterium animalis subsp. Lactis F、B. longum MおよびB. breve YはA. butzleriによる細胞障害を軽減する効果を有していたことから、lactobacilliにおいても毒素の中和作用が侵入阻止活性と関連している可能性が示唆された。
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