Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
本研究費によって、高等生物の生体組織におけるRecQL5の機能を解析するため、RecQL5コンディショナルノックアウトマウス(Q5-S)、ならびに新たなノックアウトアレル(Q5-D)のマウスを作製した。また、Q5-Dホモ接合体マウスは、大きな異常はなく出生して来ることがわかった。現在は引き続き長期観察し、Q5-Dホモ接合体マウスにおける発がんなどの経過を観察している。また、RecQL5 C端側に設定したペプチドを用い、ウエスタンブロット、免疫染色等に使える抗マウスRecQL5抗体を得ることができた。これらによって今後は他のRecQファミリー分子との機能的関連なども含め検討していく予定である