Project/Area Number |
19590763
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Gastroenterology
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
IDO Akio Kagoshima University, 大学院・医歯学総合研究科, 准教授 (30291545)
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Research Collaborator |
OKETANI Makoto 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (50274816)
UTO Hirofumi 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (20347058)
MORIUCHI Akihiro 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助教 (40359823)
KANMURA Shuji 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 医員 (60448561)
TAKAMI Youichiro 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 特任研究員 (10500473)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
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Keywords | 肝障害 / 肝不全 / 肝再生 / 自然免疫 / マクロファージ / オステオアクチビン / ノックアウトマウス / 大腸炎 / 再生・修復 / ノックアウトマスウ / 再正・修復 |
Research Abstract |
オステオアクチビンは肝硬変から肝癌が発生するラットモデルの肝臓から単離された遺伝子で、肝障害時にクッパー細胞で発現増強することが知られている。本研究の目的は、オステオアクチビンの障害肝の再生・修復と線維化に及ぼす影響を解析することである。マクロファージ系細胞を用いた実験から、オステオアクチビンはマクロファージへの分化誘導時に発現誘導され、そのほとんどがゴルジ体に、一部が細胞膜に存在することが明らかとなった。しかし、オステオアクチビン発現抑制系および強発現系を用いてマクロファージ機能に及ぼす影響に関する解析を進めている。一方、オステオアクチビン遺伝子を欠損したマウス(オステオアクチビンKOマウス)を作出し、全身またはマクロファージ特異的にオステオアクチビン遺伝子を欠損したマウスを作製した。本KOマウスの作出によって、今後種々の疾患動物モデルを用いたin vivo実験系における詳細な解析が可能となった。また、慢性C型肝炎の病態進展に及ぼすオステオアクチビンの影響を明らかにするために、C型感染ウイルス(HCV)抗体陽性者におけるオステオアクチビン遺伝子5'上流領域に存在する二つのSNP(rs858239、rs3757450)を解析した。その結果、rs858239TTおよびrs3757450AG/GGは慢性C型肝炎の持続または病態進展に関与している可能性が示唆された。本研究期間内にオステオアクチビンの役割の全容を解明することはできなかったが、本研究の遂行によって肝障害に引き続く肝臓の再生・修復および肝線維化過程におけるオステオアクチビンの作用が明らかになれば、肝硬変、ひいては肝発癌を抑制する分子標的治療薬の開発や、抗肝炎や障害肝の再生・修復を目的とした探索的創薬につながることが期待される。
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