Project/Area Number |
19590845
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Circulatory organs internal medicine
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Research Institution | National Cardiovascular Center Research Institute |
Principal Investigator |
KISHIMOTO Ichiro National Cardiovascular Center Research Institute, 動脈硬化代謝内科, 医長 (80312221)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
TOKUDOME Takeshi 国立循環器病センター研究所, 病因部, 室長 (00443474)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2008: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | ナトリウム利尿ペプチド / RGS / 心肥大 / 心臓リモデリング / グアニル酸シクラーゼ |
Research Abstract |
心不全の発症および進展機構の詳細な解明とそれに基づく新しい治療法の開発には、心不全の病態に関わる新しい標的分子を探し出すことが大きな意味を持つ。心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)と脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)の情報伝達系は心不全の発症および進展に深く関与することが示唆されている。しかしながら、従来まではANP・BNP の心臓作用の詳細は明らかではなかった。本研究では、まず ANP・BNP とその共通の受容体(guanylyl cyclase (GC)-A)の情報伝達系が心臓を保護する詳細なメカニズムを検討し、ANP・BNP/GC-A 系がGq たんぱく質とその心肥大促進シグナルを抑制的に調節することを明らかにした(平成19 年度)。さらに、この作用の鍵となる重要因子としてregulator of G protein signaling (RGS)に着目し、内因性ナトリウム利尿ペプチドが、RGS を介して心臓保護に働く機序を分子解明できた(平成20 年度)。RGS は、心臓局所におけるアンジオテンシン系や交感神経系の情報伝達と密接に関わっており、ナトリウム利尿ペプチドがRGS を介してこれら心臓肥大促進系に対して拮抗的に作用するという内因性のフィードバック機序が初めて明らかにできた。本研究により明らかとなった内因性心臓保護の分子機構を基盤として、関連遺伝子診断や新規薬剤の臨床応用が展開することが期待される。
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