Project/Area Number |
19590908
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Respiratory organ internal medicine
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Research Institution | Iwate Medical University |
Principal Investigator |
YAMAUCHI Kohei Iwate Medical University, 医学部, 准教授 (20200579)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
OGASAWARA Masahito 愛媛大学, 医学部, 准教授 (00325367)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2008: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | ピリン / 気管支喘息 / 気道炎症 / 炎症抑制シグナル蛋白 / IL-5 / 好酸球 / マウス喘息モデル / 炎症抑制シグナル / 炎症抑制蛋白 / NF-KB / 炎症性サイトカイン / BALF / 細胞内導入 |
Research Abstract |
ピリンタンパク質は4つの主要なタンパク質ドメインから構成され、同様にピリンドメインを持つファミリ-タンパク質と相互作用し、炎症性サイトカインであるIL-1βの産生を抑制し、さらにNFκBの活性化を抑制し、炎症を終息させる働きを持つ。このピリン蛋白の中でヘリックス構造をなすピリンドメインは蛋白-蛋白の相互作用に関わる重要な部分である。我々はピリンドメインの相互作用するプラットフォ-ム形成を阻害することによって炎症の抑制を行うため、細胞内導入ペプチドシークエンス(KKKKKKKKK)をアミノ末端に付加し、さらにカルボキシ末端にはHAタグシークエンスを付加したピリン蛋白由来のピリンドメインを大腸菌で作成した。この蛋白をNiカラム、ゲル濾過、陰イオン交換カラム、そしてエンドトキシンを除くためにポリミキシンカラムで精製し、マウス気管支喘息モデルを作成後、経鼻的に導入しその効果を検討した。結果 : 血清、BALF中の炎症性サイトカインを検討し、IL-5がピリンドメイン導入した群で有意に低下し、好酸球の減少も確認された。また組織の検討ではピリンドメインタンパク質は気道上皮細胞、気道上皮下の単核球にもその導入が確認された。これらの結果は経気道的投与により、吸入ステロイド薬に替わり選択的にNFκBを抑制しアレルギー性気道炎症を抑える治療薬の可能性を示した。
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