Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
CENP-50がキネトコアに局在するメカニズムに関して様々な欠損変異体をもちいて検討し、キネトコアへの局在が減弱する変異体を得ることに成功している。現在MgcRacGAP、CENP-50 およびクロマチン構造関連分子が、細胞周期のどの時点で相互作用するのかを詳細に解析中である。今後はツーハイブリッド法以外のpull-down 法や共免疫沈降法等を予定している。また結合部位が同定されれば、結合能のない変異体を作製しその機能を解析する。これらの解析を通して、MgcRacGAP のGAP としての活性、クロマチンリモデリング因子のリモデリング活性およびポリコームグループのヒストンメチル化活性等が結合により影響を受けるかどうかが明らかにできる。それによりそれぞれの相互作用のもつ生物学的意義を検討していく予定である。これらの研究の過程で、転写因子STAT が核内移行するためにはMgcRacGAP のNuclear Localization Signal(NLS)を介していることを発見し、この結果をMCB 誌に論文発表した。
All 2009 2008 2007
All Journal Article (9 results) (of which Peer Reviewed: 7 results) Presentation (7 results)
Molecular and Cellular Biology 29
Pages: 1796-813
Pages: 1796-1813
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