Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
近年、血液腫瘍に対する化学療法や分子標的療法は目覚ましい進歩をとげたが、骨髄腫や難治性白血病などでは、腫瘍細胞を骨髄から完全に排除することが出来ず、治癒を得ることは困難である。その理由として、骨髄間質と腫瘍細胞の相互作用で惹起される薬剤耐性の関与が想定されているが、その分子機構は明らかとなっていない。本研究ではWntが細胞接着や増殖を制御することに着目し、血液腫瘍におけるWntの発現と抗癌剤耐性への関与を解析した。各種細胞株でのWntの発現を検討した結果、骨髄腫細胞株においてWnt3の発現が検出され、その発現量は骨髄腫細胞のstroma細胞への接着性と相関していた。高接着性の骨髄腫細胞株の共培養でDoxorubicnに対する薬剤耐性は、stroma細胞非存在下に比し有意に上昇したが、抗integrinβ1、Wnt inhibitorあるいはWnt3 siRNAを用いることによって解除された。これらの結果より、骨髄腫において、Wnt3経路はintegrinβ1依存性薬剤耐性を惹起するために重要な役割をしており、新規治療の分子標的になる可能性が示唆された。
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