Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
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Research Abstract |
本研究は、MALTリンパ腫の染色体転座t(11 ; 18)(q21 ; q21)の本態がAPI2-MALT1遺伝子融合であることを世界に先がけて明らかにし、次いでAPI2ならびにMALT1に対するモノクローナル抗体を作製すると共にキメラ遺伝子を検出するための高感度RT-PCR法を樹立した。また、免疫沈降法とLC-MS/MS(液クロと質量分析計を繋げた蛋白解析装置)を組み合わせて、API2-MALT1に結合する蛋白質として、アポトーシスに深く関わるSmac, Htra2, Hsp71を同定してきた。さらに、API2-MALT1に抗アポトーシス作用があることを世界に先駆けて実証した。この抗アポトーシス作用の分子的基盤には、Smacを介したミトコンドリア経路とNF-kB活性化経路の二つの経路が関与しているとの仮説を提唱した。
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