Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
脳血管攣縮の原因・機構において、血管平滑筋の収縮・緊張を制御することが知られているCaイオンに着目し、クモ膜下出血後のリモデリングによる主幹動脈と穿通枝の血管収縮機構の特異的機序解明を行った。しかし、クモ膜下出血モデルの作製が進まず、直接脳幹周囲血液注入法では動物への侵襲が強いため、定位的前大脳縦裂注入モデルに変更し、脳圧モニタリング、手術手技の改善、体温の維持、麻酔法なども検討したが、安定したモデルの確立には至らなかった。