Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
IP_3 3キナーゼノックアウトマウス=IP_4欠損マウス、幼若砂ネズミ、ELマウスを用い、細胞内Ca^<2+>動態と虚血・てんかんとの関係を検討した。IP_4欠損マウスを使用し、学習・記憶障害とCa2+動態の変化を組織学的・生理学的に観察した結果、IP_4が虚血時の細胞内Ca^<2+>の増加経路の1つとなっており、学習・記憶の獲得にも関与していることを明らかにした。また、生後2週以内の砂ネズミを使い、AMPA型グルタミン酸受容体のGluR2が幼弱期における神経細胞死の制御を、細胞内Ca^<2+>の調節を介して行なっている可能性を見いだした。さらにてんかん自然発生ELマウスでは、細胞骨格蛋白の異常、海馬CA3における過剰興奮性がAMPA&NMDA両グルタミン酸受容体経由の細胞内Ca^<2+>の増加を介して、てんかん原性・発作原性に関与している可能性を明らかにした。
All 2008 2007 2001
All Journal Article (12 results) (of which Peer Reviewed: 4 results) Presentation (13 results)
CI研究 10
Pages: 173-182
Clinical Neuroscience 26
Pages: 63-66
神経内科 68
Pages: 70-81
臨 床 脳 波 50
Pages: 110-117
臨床脳波 50
脳21 10
Pages: 376-381
10013113451
臨床脳波 49
Pages: 784-791
てんかん 2
Pages: 105-109