Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
腰部神経根に髄核を留置することで、プロテインキナーゼの発現の増加と神経損傷が惹起され疼痛閾値が低下した。貧血の治療としてすでに臨床で使用されているエリスロポエチンと、類似薬で血球増加作用のないアシアロエリスロポエチンを投与することにより、プロテインキナーゼの発現が1日目に抑制され、疼痛閾値の低下が21日目より回復することが明らかになった。腰椎疾患に対する症状を軽減することが期待できる。