Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
組織内に移植された場合には腫瘤を形成する能力を有する骨髄由来の間葉系幹細胞も、正常動物の血管内に移植された場合には内皮細胞に妨げられて血管外に侵出して組織内に生着することができず、死滅消失してしまうことが明らかとなった。このことは、骨髄由来間葉系幹細胞は血管内に漏出しても遠隔地に腫瘍を形成する可能性は低いことを示唆している。