Relationship among gingival overgrowth, drug concentration and cytochrome P450
Project/Area Number |
19592350
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Orthodontic/Pediatric dentistry
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
AKIYAMA Shigehisa Osaka University, 歯学部附属病院, 准教授 (00283797)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MORISAKI Ichijiro 大阪大学, 歯学部附属病院, 教授 (30116115)
MURAKAMI Jumpei 大阪大学, 歯学部附属病院, 助教 (70362689)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | 歯肉肥大 / 抗てんかん薬 / 薬物代謝 / チトクロームP450 / 遺伝子多型 |
Research Abstract |
フェニトインは広く用いられている薬剤で, 血中薬物濃度は副作用である歯肉肥大の程度に相関する. フェニトインの適正な血中薬物濃度の維持は困難で, 投与量によって代謝が飽和状態となり急激な血中濃度の上昇を生じる. フェニトインは チトクロームP450 (CYP) 2C9と2C19 という酵素により肝臓で代謝されるが, これらの酵素には遺伝子多型のあることが知られている. 本研究では, 特に抗てんかん薬フェニトイン服用者での, 歯肉肥大の重症度と血中薬物濃度を調査し, 薬物代謝に関与するチトクローム酵素の遺伝子多型との関連を検討した. その結果, PHT投与量および血中濃度で、歯肉肥大重症度に対して正の相関関係は明確には認められなかった. これは口腔衛生状態とも密接に関係しており, 血中濃度のみで重症度を予測することは困難であるが, 徹底した口腔衛生管理が可能であれば, 歯肉の増殖を軽度に抑えることが可能であると考えられる. これに関連して, CYP2C遺伝子多型保有者も歯肉肥大重症度に有意な相関を示さなかった. しかしCYP2C19*m2保有者はC/D 比が有意に高くなることからCYP2C遺伝子多型の調査によりC/D比を予測することにより, 重症度予測の指標となりうる可能性がある.
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Report
(3 results)
Research Products
(40 results)
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[Presentation] 障害者における口腔の加齢的特長(障害者歯科29巻3号 : 564)2008
Author(s)
薦田智, 小笠原正, 緒方克也, 坪井信二, 福田理, 上地智博, 江草正彦, 大塚義顕, 永田豊, 柿木保明, 加納美穂子, 玄景華, 重枝昭広, 服部清, 藤本誠, 三浦誠, 妻鹿純一, 森崎市治郎
Organizer
第25回日本障害者歯科学会
Place of Presentation
東京
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