生態音響学に基づくサウンドデザインの研究と音響芸術への応用
Project/Area Number |
19650025
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Media informatics/Database
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
川上 央 Nihon University, 芸術学部, 准教授 (20307888)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松村 誠一郎 東京芸術大学, 芸術情報センター, 助教 (10436701)
三戸 勇気 日本大学, 芸術学部, ポストドクター (10451303)
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Project Period (FY) |
2007 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2009: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | エコロジカル / フィジカルモデリング / インタラクション / モーションキャプチャ / ソースパーセプション / バーチャルリアリティ / グロッケンシュピール / シミュレーション / イクタラクション |
Research Abstract |
モーションキャプチャにより、音楽芸術の一番の根源的行為である叩く行為について21度も引き続き研究した。研究計画にあるとおり、演奏行為に必要な生理心理的要因を解明するため、新たに感情と行為について小太鼓演奏時の実験を行った。 小太鼓演奏時の演奏行為をモーションキャプチャにより記録し、動作解析および動作を生成させる演奏者の感情について、その結果を11月に行われた日本音楽知覚認知学会で発表した。並行して行っている、シミュレーションに関してであるが、21年度は日本舞踊におけるモーションと音楽、音のシミュレーションを行った。踊り手の感情変化が動作に作用し、床振動にエネルギー変化する過程を、振動計やモーションキャプチャにより解析し、これまでの研究で開発したGenerative Soundの手法を利用して踊り手の足拍子による振動を音に変換することに成功した。この結果とデモンストレーションは、1月に行われたInternational Symposium Human Body Motion Analysis with Motion Captureで発表し、好評を得た。 また、フィジカルモデリングの応用例に関しては、9月に行われた、10th Western Pacific Acoustics Conferenceにて発表し、先端的技術を日常生活の向上に応用する議論を展開した。 21年度も引き続き、研究課題名に含まれる、音響芸術への応用も行った。3月に行った研究発表会(Switch2010)では、フィジカルモデリングによる音響合成を人間が行う楽器演奏へ応用し、コンピュータミュージック独自のコンサートとインスタレーション展示を開催した。3年間にわたるこの研究課題に関して、当初の目標は達成できたことと、今後の基礎研究への展望が明らかになった。
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Report
(3 results)
Research Products
(31 results)
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[Presentation] 聴覚スマイリーの研究2008
Author(s)
川上央・Patrick Susini
Organizer
日本音響学会春季研究発表会
Place of Presentation
千葉工業大学
Year and Date
2008-03-17
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