メタボリックシンドローム患者に対する乗馬による運動療法が糖代謝と筋力に及ぼす効果
Project/Area Number |
19650147
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Rehabilitation science/Welfare engineering
|
Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
菊地 尚久 Yokohama City University, 附属病院, 准教授 (90315789)
|
Project Period (FY) |
2007 – 2008
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
|
Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
|
Keywords | メタボリック症候群 / 運動療法 / 乗馬療法 / 糖代謝 / 筋力 / リハビリテーション / 効果判定 / スポーツ医学 / 運動解析 |
Research Abstract |
(1)健常者に対する乗馬運動の動作解析 乗馬クラブにて乗馬運動中の運動パターンである「並足(なみあし)」、「速足(はやあし)」、「駆足(かけあし)」の3種類に対して、乗馬インストラクター、乗馬愛好者に対して横方向からビデオ解析による動作解析を施行し、また同一被験者に対して乗馬用他動運動機器での動作も横方向からビデオ解析による動作解析を施行し、比較検討した。3運動とも乗馬インストラクターと乗馬愛好者では大きな差異は認められなかった。乗馬用他動運動機器との比較では並足においては乗馬運動中の方がヒトの上下・前後の体幹運動が大きく、受動的な体幹運動による運動量は大きいと思われた。「並足」、「速足」、「駆足」の3種類での比較では「並足」、「速足」、「駆足」の順に体幹上下運動が大きい傾向が見られたが運動パターンが3種類の間で大きく異なるため正確な比較はできなかった。以上より乗馬運動の「並足」と乗馬用他動運動機器との比較では乗馬運動の方が受動的な体幹運動が大きく、運動中の代謝量および筋活動が大きいことがわかった。 (2)メタボリックシンドローム患者に対する長期効果 乗馬インストラクターと健常者で体組成計を用いて乗馬運動による影響を比較した。乗馬インストラクターでは体幹部の筋肉量が多いという仮説のもとに研究を施行したが、結果は体幹部、四肢とも有意な差は得られなかった。今後長期的な運動プログラムのもとに体組成に変化が出るかについて検討する必要があると思われた。
|
Report
(2 results)
Research Products
(2 results)