Project/Area Number |
19650160
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Physical education
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
梅澤 章男 University of Fukui, 教育地域科学部, 教授 (70151925)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宗倉 啓 福井大学, 教育地域科学部, 教授 (20154685)
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Project Period (FY) |
2007 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 呼吸 / リズム / 情動 / セロトニン / ストレス / 副交感神経系 / 圧受容体反射感度 / 健康 |
Research Abstract |
本研究は,子ども達の呼吸パターンの実態を把握することと,快適なリズム性呼吸を習得するための教育方法の開発を目的としている。本年度は研究の最終年度であるため,以下(1)から(3)の作業を通して研究の取りまとめを行った。 (1) リズミックな呼吸のコントロールに関して,安静時12回/分の呼吸数から徐々にペースを下げて最終的には2回の呼吸まで落とした時の主観的評価,パフォーマンス,呼気終末CO2分圧,呼吸効率及び圧受容体反射感度による副交感神経系評価という諸点を総合して,最適な呼吸リズムを推定した。その結果,主観評価,呼吸効率及び副交感神経系活動の高さから,4サイクル前後の呼吸リズムがもっとも心理生理的状態が安定しており,最適な呼吸リズムであると結論づけた。 (2) LifeShirtシステム(米国VivoMetric社)を用いて,大学生を対象に自由行動時の呼吸測定を実施した。実験協力者にもっとも快適なリズム性呼吸を行うよう求めたところ,10回/分以上の呼吸リズムを選ぶ者が多いことを明らかにした。このことは,快適なリズムは(1)で同定したリズムよりも相当早いポイントにセットされ,緩徐なリズム性呼吸を体得していないことを示唆している。こうした呼吸を緩徐なリズムに誘導するには,徐々にリズムを遅くしていくprogressive slow breathing法が有効であると考えられる。 (3) 以上の研究成果は,伝統的な身体技法である緩徐な腹式呼吸は,少なくとも実験データには反映されておらず,現代の青年には伝承されていないことを示している。従って教室場面で快適なリズム性呼吸の教授することは一定の必要性があると結論できる。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)