大学生の授業外議論を支援するテーブル型情報スタンドの研究
Project/Area Number |
19650236
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educational technology
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
鈴木 栄幸 Ibaraki University, 人文学部, 教授 (20323199)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山下 淳 筑波大学, システム情報工学研究科, 講師 (80345157)
加藤 浩 メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (80332146)
舟生 日出男 広島大学, 工学研究科, 准教授 (20344830)
望月 俊男 東京大学, 大学総合教育研究センター, 客員准教授 (50379468)
葛岡 英明 筑波大学, システム情報工学研究科, 教授 (10241796)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | テーブル型インタフェース / 議論支援 / アウェアネス / 授業情報端末 / 授業外議論 / 協同学習 / アウェアネス支授 / 授業評価技法 |
Research Abstract |
本研究の本研究の目的は、大学生が授業の内容について授業外で議論することの促進である。そのために手段として、一緒に学習をおこなっている仲間が今何をしているのかをテーブル上に提示するアウェアネス装置を考案し、試作をおこなった。このシステムにおいて、アウェアネス表示部として、実体を持つ首振り人形を採用した。その人形の土台部分には小さな穴を設け、そこに、複数のペグを刺すことができるようにした。このペグによって、どんなイベントが発生した時に、首振り人形の首が振れるのかを設定できる。ペグは、主語ペグと述語ペグからなる。主語ペグは「誰が」を示すペグで、述語ペグは「何をした」を示すペグである。例えば、このペグの組み合わせにより「鈴木君が、×××のファイルを編集しはじめたら知らせる」「田中さんが、科学の教科書を机の上に置いたら知らせる」といったアウェアネス情報設定が可能となる(教科書を置いたことの探知は、教科書にRFIDタグを取り付け、テーブルにアンテナを設置することによって可能となる)。この装置によって、テーブルを取り囲んで議論をしている最中に、他の場所(自習室や自宅)で作業している学生の作業状況が把握され、それよって、議論が促進されると期待される。今後は、このシステムの実場面における評価と改善をおこなう。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)