Project/Area Number |
19652055
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Foreign language education
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
山下 淳子 Nagoya University, 国際開発研究科, 准教授 (00220335)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉浦 正利 名古屋大学, 国際開発研究科, 教授 (80216308)
滝沢 直宏 名古屋大学, 国際開発研究科, 教授 (60252285)
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Project Period (FY) |
2007 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2008: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | コロケーション / 母語の影響 / 母語媒介仮説 / 全体的処理仮説 / 反応時間 / 誤答率 / 翻訳対応関係 / 翻訳関係 |
Research Abstract |
本課題の目的は、コロケーションレベルの習得、処理における母語の影響を調べることを通じて、外国語の運用能力・語彙習得のモデルに理論的貢献をし、教育的知見を生み出すことである。最終年度となる本年度は、昨年までに行った研究成果を発表することに力をいれた。まず、昨年、イギリス応用言語学会で発表した、英語母語話者と日本人ESL使用者を対象にした研究の成果が、同学会の予稿集に掲載された。次に、EFL学習者を加え3グループの比較をした研究結果を、ヨーロッパ第二言語研究学会年次大会で発表し、その結果を論文にまとめて、TESOL Quarterly誌に掲載されることになった。3年間の本研究の学術的、教育的貢献は次のようにまとめられる。 1 L2メンタルレキシコンが母語にないコロケーションを受け入れるにはかなりのインプットが必要である(母語にないコロケーションの習得には時間がかかる)こと、習得したコロケーションも初期の段階では母語に訳しながら理解する過程を通ること、習得したコロケーションの処理過程の母語への依存はインプットの増加と共になくなること、などを実証し、これまで単語レベルで支持されてきた、Kroll and Stewart(1994)やJiang(2000)のような、バイリンガルメンタルレキシコンモデルの主張を、コロケーションレベルで支持した。 2 それに基づき、母語と第二言語のコロケーションパターンの違いに学習者の注意を引く指導と、意味と形式の直接の結びつきを促進する多量のインプットを与える指導の組み合わせが、コロケーションの習得促進に必要という示唆を、教育分野で読者層の広い学術誌に掲載した。
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