Project/Area Number |
19653039
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Accounting
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Research Institution | Saitama University |
Principal Investigator |
末松 栄一郎 Saitama University, 経済学部, 教授 (60276673)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2008: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2007: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | バランスト・スコアカード / 努力配分 / 業績目標 / 業績評価 / バランス |
Research Abstract |
経営上望ましい業績指標間の重み付け(バランス)について検討する前段階として,日本企業のフィールドスタディをすすめ,日本企業のマネジャー達が複数業績指標の重みづけ(バランス)をどのように取っているのかを明らかにすることが本萌芽研究の主な目的であった。 2年間の研究成果は,アメリカにおいては,アメリカ会計学会のThe2008Mid-Atlantic Regional MeetingやThe 2008 Western Regional Meeting,および日本においては,日本会計研究学会第67回全国大会,日本原価計算研究学会第34回全国大会において口頭発表した。さらに,日本企業へのフィールドスタディの結果は,日本原価計算研究学会の学会誌『原価計算研究』2009, Vol. 33, No.2に,「複数業績目標のバランスに関する研究-住宅設備販売会社A社の事例研究」として掲載された。 本萌芽研究では,上司が部下に期待する業績目標(指標)ごとの重み付けと,部下による実際の重みづけとが,必ずしも合致していないことを明らかにした。そして,重みづけが部下と上司とで合致しない原因として,5つの要因を仮説として導出した。個々の業績目標(指標)について,上司が認識している意味と部下が認識している意味とが異なり,そのために上司が期待する行動を部下がとっていないのではないか,と考えるに至った。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)