東洋的人間観・世界観とインターネット観の比較文化論的研究
Project/Area Number |
19653041
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Sociology
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
仲田 誠 University of Tsukuba, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (50172341)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石井 健一 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 准教授 (90193250)
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Project Period (FY) |
2007 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2009: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2008: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2007: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | 東洋的世界観 / 世間意識 / プライバシー観 / 面子 / メディア観 / インターネット観 / 個人主義 / 間人主義 |
Research Abstract |
平成19年6月と10月に日本の4大学学生(調査対象者646人)、中国本土3大学学生(680人)、中国内蒙古自治共和国1大学学生(300人)、中国全土一般住民(20代、30代の300人、インターネット利用者が対象、平成19年度の中国のインターネッと利用者の世代別分布割合を参考値とする割当法で実施)を対象にして、以下の項目に関してアンケート調査を実施した。「公共性意識」、「人生観」、「世間観」る「面子意識」、「自然観や運命観など東洋的世界観」、「メディア利用意識」、「インターネット観」、「プライバシー観(とくに情報社会における)」、「政治関心度」、「環境問題関心度」。その結果、主として以下の点が明らかになった。1)日本的な価値観と思われる「世間観」(これは通常言われる世間意識よりももっとはばの広い意識、特に存在論的意識、実存的意識、間人主義(対人関係を重視する意識)を含むものである)や「自然観や運命観など東洋的世界観」などは、中国でも日本でも広く支持されていることがあきらかになった。2)面子意識に関しては、日本と中国でかなりの差があった。3)「世間観」や「東洋的世界観」は日本でも、中国でもいくつかの複合的意識群から成り立つことがあきらかになった。4)「プライバシー観」は、日本でも中国でも、「個人主義」と「共同体主義」のバランス感覚の上に成立していることがあきらかになった。5)「世間観」や「東洋的世界観」と、「プライバシー観」、「メディア観」、「政治関心」、「環境問題関心」の問にかなり強い関連性があることが、日本のデータでも、中国のデータでも確認された。平成20年度は、る日本の一般社会人500人(男女25~44歳、割当法)を対象に同様の調査を実施し、平成19年度の調査結果の妥当性・信頼性を確認する調査結果が得られた。
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Report
(3 results)
Research Products
(10 results)
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[Journal Article]2009
Author(s)
Nakada, M., Capurro, R.
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Journal Title
Handbook of Research in Technoethics(IGI Global)
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