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練習用補助器具を用いた打鍵フォーム学習システム・教材の開発

Research Project

Project/Area Number 19653106
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Education on school subjects and activities
Research InstitutionMie University

Principal Investigator

高瀬 瑛子  Mie University, 教育学部, 教授 (80024488)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松本 金矢  三重大学, 教育学部, 教授 (10239098)
森下 修次  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (80323947)
荒尾 岳児  東京音楽大学, 音楽学部, 准教授 (10378284)
Project Period (FY) 2007 – 2008
Project Status Completed (Fiscal Year 2008)
Budget Amount *help
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2008: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
Keywordsピアノ学習システム / 教材開発 / 打鍵オントロール能力 / 打鍵フォーム / 練習用補助器具 / 打鍵コントロール能力
Research Abstract

以下の1.2.の実験について,MIDI音分析,動作分析,アンケート調査を行った.
1.ピアノ未経験者(音楽系クラブ活動参加者)による三度音程重音のレガート演奏4名の被験者全員が補助器具を練習に用い,指導後のMIDI音分析と動作分析では,指導前と比較し,無理な動きが少なくなり,2つの音を同時にレガートで演奏する困難さについて,注意深く演奏するようになったといえるが,練習と指導の回数を多くとることが難しく,もう少し長期間をかけて結果をみる必要がある.2.教育学部音楽教育専攻のピアノ経験者を対象に,単音打鍵基本演奏10名の被験者を器具使用と器具非使用のグループに分けて練習及び指導を行った.約半年間で8回指導後の効果について検証を行った.いずれのグループも音量(ベロシティ)が小さくなり,強さのばらつきが少なくなる傾向がみられた.音の持続時間(次の音への重なり,所謂タッチ)については,器具使用のグループの方がより持続が長く保たれる傾向がみられた.しかし被験者数を増やして,違いをはっきり検証する必要がある.3.また2で行った実験は両グループに練習及び指導において手首の上下運動を活かした打鍵動作を指示した.両グループとも,指導前より発音時の肘,手首の連動動作がスムーズになったが,器具使用のグループの方が,指導前に比べて,より柔軟な対応への変化がみられた.4.これらの実験で扱った単音打鍵基本演奏の音形を使った教材資料集を作成した.今後は,特に3.で行った調査結果について,筋放電を調査し,2.の発音との関連で練習の指針や指導の方向について,調査を行う.今回作成した教材資料集をワークショップ等で,テキストとして使用し,さらに単音・重音打鍵を基本としながら,奏者の音楽的イメージと打鍵による発音を運動情報として身体感覚で体感しながら学習できるような指導(及び練習)プログラムに展開させていく予定である.

Report

(2 results)
  • 2008 Annual Research Report
  • 2007 Annual Research Report

URL: 

Published: 2007-04-01   Modified: 2016-04-21  

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