シースフロー液/液光導波路を用いてナノ粒子の生成過程を追跡する
Project/Area Number |
19655023
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Analytical chemistry
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
角田 欣一 Gunma University, 大学院・工学研究科, 教授 (30175468)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀田 弘樹 群馬大学, 大学院・工学研究科, 助教 (80397603)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 液 / 液光導波路 / 金微粒子 / 量子ドットグ / 液液界面 / シースフロー / 液液光導波路 / 量子ドット |
Research Abstract |
本年度は、前年度に引き続き、装置の改良及び液/液光導波路(LLW)の生成条件の検討とそのキャラクタリゼーションを行うとともに、量子ドットの生成に関する予備的な検討を行った。まず、LLWを用いるより高感度な検出を目指して、これまでよりもコア径が小さいLLWの作製を試みた。その結果、ガラスキャピラリーを引き延ばすことにより、直径80μmのLLWの作製が可能となった。光源にLEDを用いるシステムも完成させた。この結果、より多くの波長の光を光源とする測定が可能となった。また、様々な溶媒系のLLWの構築にも成功した。エタノールノメタノール、50%エタノール/水、さらにNaCl水溶液/水系などである。さらに、コアのみならずシースフロー(LLの全体を均一に光源光で照射し、より広い領域での物質分布を測定する目的で、落射照明型顕微蛍光測光システムを作製し、基本的な性能の評価を行った。その結果、本装置によりLLWからの蛍光測定が可能であることがわかった。一方、量子ドットの生成に関しては、バッチ法により基礎的な検討を行ったが、十分な成果を得ることができず、LLWでの実験までには至らなかった。今後、さらに検討を続ける予定である。一方、金微粒子に関しては、水/NaC1水溶液光導波路を用いて、コアに水に溶解させた塩化金酸イオン(AuCl4,)を、また、クラッドに還元剤であるアスコルビン酸を添加することにより、光導波路での生成反応が確認されたが、その詳細なキャラクタリゼーションを行うまでには至らなっかた。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)