Project/Area Number |
19656024
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Applied physics, general
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Research Institution | Kyoto University (2008) University of Hyogo (2007) |
Principal Investigator |
佐野 紀彰 Kyoto University, 工学研究科, 准教授 (70295749)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菊池 丈幸 兵庫県立大学, 工学研究科, 助教 (50316048)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | プラズマ・核融合 / ナノ材料 / ナノチューブ・フラーレン / 反応・分離工学 / 超伝導材料・素子 |
Research Abstract |
前年度に放電電流、放電形式(DC,AC,パルス等)、放電時間、電極形状、などの反応条件を制御できる装置を作製したが、その改良を行った。電源を変えることによりより安定な直流アークを使用し、その影響をみた。前年度までの検討結果により、1回のアーク放電は1〜3秒の間で一度止める必要があることが分かっている。その放電時間の正確な制御は生成物をナノチューブ状にするために極めて重要である。その制御のために、プログラマルブルコントローラを用いて放電時間を正確に制御できるようにした。電極は様々な形状の電極を取り付けることが出来るようにした。 また、放電中の電流・電圧や発光スペクトルの計測を行い、ラジカル種の分析やアークプラズマの温度などの液中アークプラズマ反応場の機構に関するデータを収集した。さらに、高速度カメラを使用して液中アークで発生する気泡の形状の変化も観察した。この観察は反応機構を解明するために必要である。 液体中アーク放電により得られた生成物を高分解能透過電子顕微鏡(TEM)、エネルギー分散型蛍光X線分析装置(EDX)を使用して分析した。以上の検討により、ホウ化マグネシウムをナノチューブ化させるための条件を報告する準備が整った。
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