Project/Area Number |
19656115
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Structural engineering/Earthquake engineering/Maintenance management engineering
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Research Institution | Meijo University |
Principal Investigator |
宇佐美 勉 Meijo University, 理工学部, 教授 (50021796)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
葛 漢彬 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (90262873)
葛西 昭 名古屋大学, 工学研究科, 講師 (20303670)
渡辺 孝一 名城大学, 理工学部, 助手 (90387762)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2008: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 耐震 / 制震 / 大地震 / アルミニウム / 制震ダンパー / 座屈拘束ブレース / 変形性能 / 累積塑性変形 / 鋼橋 |
Research Abstract |
ブレース材および拘束材ともA50830-0よりなるアルミニウム製座屈拘束ブレースを6体製作し,繰り返し引張-圧縮載荷による性能実験を実施した.それと同時に,前年度開発したアルミニウム合金の精緻な構成則を用いた数値解析を実施し,実験結果の検証を行った.得られた主要な成果は以下のようである. 1)鋼製BRBで用いた全体座屈防止条件式(安全係数=3.0)はアルミニウム製BRBにも適用できる. 2)全体座屈が生じないBRBは目標性能(変形性能=2%,累積塑性変形=70%)に達する前に端部リブ溶接止端部の低サイクル疲労により破断した.これは,アルミニウム合金はひずみ硬化が大きく,繰り返し載荷により素材の引張強度近くに達してしまうことによる. 3)ただし,BRBの地震時応答ひずみが2%以内で,レベル2地震1回程度に対して耐えうる性能は十分保持しているので,配置場所を選定することにより実構造物に使用可能と考えられる.
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