海洋予測データの工学的利用と診断的データ同化手法の開発
Project/Area Number |
19656230
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Naval and maritime engineering
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
早稲田 卓爾 The University of Tokyo, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (30376488)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 海上安全 / 海洋科学 / 海洋利用 / 自然現象観測・予測 / 地理情報システム(GIS) / 分散型データサーバー / 全球海洋予測実験(GODAE) / 海流発電 / データ同化 / アンサンブルカルマンフィルター / ウェーブレット解析 / 黒潮続流 |
Research Abstract |
国際プロジェクトGODAE(Global Ocean Data Assimilation Experiment)に関連した全球海洋予測データを工学的利用という見地から評価を行い、統合データベースを構築した。 おもに、海流、波浪、気象データの収集を行い、地理情報システム(GIS)の一種である、簡便なユーザーインターフェース(Live Access ServerやD-Chart)や、各種データサーバー(OPeNDAP,GrADS-DODSなど)に登録した。データサーバーは、ハワイ大学のYingshuo Shenを招聘し、共同研究としておもに米国で開発されているツールを導入し、それらを統合し構築した。 http://waseda2.t.u-tokyo.ac.jp/ 構築したデータサーバーを積極的に活用し、たとえば潮流発電エネルギー賦存率の空間解像度といった、工学的な評価指標を元に相互比較を行った。空間解像度、1/12度と1/36度を比較すると、島や半島など急峻な地形の近傍で、流れが加速することがわかった。今後実測値との比較が望まれる。 簡単な海洋実験モデル(準地衡流モデルを用いた矩形海域Double Gyre)を構築し、粘性や流量、境界条件などのパラメターに対する、感度実験を開始した。計算時間が短いため、アンサンブル計算には適切であることがわかった。 また、共同研究者(Lee Jameson,National Science Foundation)と、ウェーブレッド解析による誤差診断について検討を開始した。
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Report
(2 results)
Research Products
(13 results)
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[Presentation]2007
Author(s)
田村、早稲田、小松、宮澤
Organizer
日本海洋学会 秋季大会 2007
Place of Presentation
那覇市、沖縄
Year and Date
2007-09-27
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