放牧家畜生産におけるリモートコントロールシステムの構築
Project/Area Number |
19658100
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Zootechnical science/Grassland science
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
平山 琢二 University of the Ryukyus, 農学部, 助教 (00274887)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹田 謙一 信州大学, 農学部, 助教 (90324235)
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Project Period (FY) |
2007 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2009: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 家畜行動 / 放牧家畜 / 行動計測 / GPS / 家畜生産 / PIC / 放牧環境 |
Research Abstract |
本年度は、これまでに開発したGPSエンジンを搭載したPIC制御によるデータ通信システムを改良し、これまで一方向通信であったものに、双方向通信機能を付加し、動物体の行動を制御するシステムの構築を目指し、システム構築に掛かる設計図(原案)の作成と、これまでの成果の評価および実地試験を中心に行った。 現在使用しているPICコントローラのCPUに負荷が掛かり、体内(CPU内蔵)時計が誤差を生む結果となったことから、当初はPICプログラムの変更で対応可能と考え、プログラムの書き替えを行った。しかし、システムは改善できず、時計機能が低下する結果となった。このことから本システムの本システムの抜本的な改良を余儀なくされた。したがって、動物個体管理を行う双方向通信に加え、心拍、体温などの動物側のデータ収集モジュールの増設を念頭においたPIC内蔵のメモリーのみでなく、別回路でのメモリー搭載も視野に入れた開発を進める必要が生じた。このことから、PICバージョンの更新とシステム基盤の改良を行った。現在、本システム設計図を元に新規プロジェクトの創出を検討中である。 これまでに開発したシステムを用いて野外フィールドでの試験を実施し、数ヶ月使用など比較的長期での耐久性やデータ受信の安定性など、実用性に向けた試験を実施した。野外フィールドにおける連続使用期間について、消費電力の関係から20日程度が現在のシステムでは目安になることが分かった。また、野外フィールドでの耐久性について、約半年間の装着を行い、回収後に電源電池を交換した場合においても、不具合なく使用が可能であったことから、耐久性においては問題はないものと示唆された。 今後は、システムの修正箇所、改良点などリストアップし、次なるプロジェクトの創出に向けた課題を明確にし、速やかに次試験に移行できるよう準備を進めたい。
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Report
(3 results)
Research Products
(7 results)
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[Journal Article] The effects of GH gene polymorphism on carcass traits, end ocrine function, fatty acid composition, and lipogenic gene expressions in Japanese Black cattle2009
Author(s)
Ardiyanti A, Hirayama T, Abe T, Shoki N, Kobayashi E, Chikuni K, Suzuki K, Roh GS, Katoh K.
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Journal Title
栄養生理研究会報 53(2)
Pages: 11-18
NAID
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