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増殖応答を誘発する新規血清因子の同定

Research Project

Project/Area Number 19659068
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field General medical chemistry
Research InstitutionUniversity of Fukui

Principal Investigator

横田 義史  University of Fukui, 医学部, 教授 (50222386)

Project Period (FY) 2007 – 2008
Project Status Completed (Fiscal Year 2008)
Budget Amount *help
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywords増殖因子 / 線維芽細胞 / 転写因子 / 早期応答遺伝子
Research Abstract

bHLH型転写因子の機能抑制因子の1つであるId2は、c-junやc-mycなどと同様に早期応答遺伝子群に属しており、無血清培地で増殖停止させた細胞において血清刺激によって急激な遺伝子の発現誘導がかかる。このId2遺伝子の発現誘導が転写因子RFX1に依存していることをこれまでに見いだしている。本研究は、RFX1を介したId2遺伝子の発現誘導系を活用し、血清中に存在する新規の増殖因子を同定することにある。得られた成果は以下の通りである。
1. Id2遺伝子発現の誘導に関わる細胞内シグナル伝達経路の探索
血清飢餓状態のNIH3T3細胞でのId2遺伝子の発現は、血清に含まれるPDGFやリゾフォスファチジン酸(LPA)などの増殖因子では誘導できなかった。Id2の転写開始点の上流薬3kb上流の血清応答配列を介したレポーターを用いた解析結果では、チロシンキナーゼ阻害剤、JNK阻害剤、NF-kB阻害剤、PI3キナーゼ阻害剤、TGFβキナーゼ阻害剤によりレポーター活性が50〜60%程度抑制されたが、プロテインキナーゼA阻害剤、上皮細胞増殖因子受容体チロシンキナーゼ阻害剤、アクチン重合阻害剤、p38阻害剤、MEK阻害剤ではId2の血清応答配列を介したレポーター活性にほとんど影響が認められなかった。
2. 血清飢餓状態におけるRFX1を介したId2遺伝子の発現抑制の機序
NIH3T3細胞を血清飢餓状態にすると、12時間以内にRFX1によってId2遺伝子の発現はみられなくなる。この急激な発現抑制はフォルボールエステルによっても誘導されるものであり、この過程にタンパク質キナーゼC (PKC)δが関与していることを見いだした。

Report

(2 results)
  • 2008 Annual Research Report
  • 2007 Annual Research Report

URL: 

Published: 2007-04-01   Modified: 2016-04-21  

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