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膵ベータ細胞の多様性に関する研究

Research Project

Project/Area Number 19659070
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field General medical chemistry
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

倭 英司  Osaka University, 医学系研究科, 准教授 (20273667)

Project Period (FY) 2007 – 2008
Project Status Completed (Fiscal Year 2008)
Budget Amount *help
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Keywordsインスリン産生細胞 / 多様性 / インスリン産生細
Research Abstract

膵ベータ細胞はランゲルハンス島に存在するインスリン産生細胞であり、その分泌異常は糖尿病を引き起こす。膵ベータ細胞はひとつのランゲルハンス島につき数千個存在しているが、個々の膵ベータ細胞はグルコースに対して必ずしも均一なインスリン分泌を示さないことが近年の研究で示されてきている。膵ベータ細胞の多様性の検討は、生体のインスリン分泌機構を解明するばかりでなく、糖尿病の病因の解析やその治療にも貢献すると考えられる。しかし、多様性を持つインスリン産生細胞の個々の細胞のcharacterizationの同定は困難で、そのため個々の細胞を分離および解析はなされていない。平成19年度にはベータ細胞表面に現れる抗原を中心に、ベータ細胞株MIN6細胞のDNA chip解析を行った。平成20年度はそのうちの未知遺伝子GS14の解析を行い、抗体作成の結果、インスリン産生細胞に特異的に発現していることを確認した。同時にGS14は胎生期より発現し、加齢によってもその産生が低下しないこと、糖尿病動物でもその産生が維持されることから、膵ベータ細胞の基本的な機能維持に重要であることが示唆された。また、平成19年度に作成したins2-beta geoマウスの解析を行い、平成20年度にはこれらのgalactosisdase陽性細胞の出現率が加齢により増加することを確認した。これらの細胞とpdx1やMafaの陽性率とは相関しない。このこれらの結果から加齢のよる糖尿病発症の増加と膵ベータ細胞の多様性が関与していることが推察され、これらまでに考えられている転写因子以外の関与が想定される。

Report

(2 results)
  • 2008 Annual Research Report
  • 2007 Annual Research Report

URL: 

Published: 2007-04-01   Modified: 2016-04-21  

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