Project/Area Number |
19659189
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Gastroenterology
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Research Institution | St.Marianna University School of Medicine |
Principal Investigator |
伊東 文生 St.Marianna University School of Medicine, 医学部, 教授 (90223180)
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Project Period (FY) |
2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2007: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
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Keywords | 膵癌 / DNAメチル化 / 糞便 / 早期発見 / リスク診断 |
Research Abstract |
膵癌発見のキー遺伝子を複数個見出すことおよび糞便中から高率にスクリーニング可能なシステム構築を行うことを目的に研究を遂行した。すでに糞便サンプルよりのDNA抽出法は確立している。メチル化検討が可能なことを証明するために、SFRP1、SFRP2、CHFR、RASSF1、RASSF2、RASSF5各遺伝子を用いて大腸癌症例20例、大腸内視鏡検査で異常をみとめない10症例についてそれぞれインフォームドコンセントを取得している大腸癌切除標本および同一症例の糞便よりメチル化検討を行い、一致度は95%であった。膵癌に特異的メチル化をしている複数遺伝子を探索するためDNAメチル化の検出を行なう目的で標準的に用いてきたMCA法(Oncogene2007,Clin Can Res 2007,など)に新に作成したCpGアイランドアレイを用いて検討を行った。対象は食道癌15株、胃癌18株、膵癌8株、胆道癌4株、大腸癌26株である。これらの検討のうち胃癌、膵癌については検討を終えており、すでにデータを得ている大腸癌14株における検討を加えると、20遺伝子領域(これらの領域には発現遺伝子のプロモーター、microRNA近傍のCpG island、いずれでもないCpGリッチな断片が含まれるが、マーカーとして用いることが目的なのでこれらのそれぞれは同時に解析を行う)が候補として単離された。これらのマーカー候補を含む検出システムの開発のため膵癌症例、慢性膵炎症例、非膵疾患症例のサンプル検討を行っている。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)