Project/Area Number |
19659400
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Anesthesiology/Resuscitation studies
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
武田 吉正 Okayama University, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (30294466)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森田 潔 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (40108171)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2007: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | ビリルビン / 光線療法 / 透析 / 光化学反応 |
Research Abstract |
非抱合型ビリルビンは神経毒性があり、肝不全患者の脳圧亢進や非可逆的神経細胞障害の原因の一つとなっている。本研究は光線療法透析カラムを作成し、透析液中ヘビリルビンを排出することを目的としている。平成20年度はポリスルフォン膜、ポリアクリロニトリール膜(PAN)、ポリメチルメタクリレート膜(PMMA)、エチレンビニルアルコール共重合体膜(EVAL)の4種類を用い、光学異性体の除去効率を測定した。 東芝ライテック製蛍光灯(FL20S-BW、照度224,000ルクス)を用い(ZZ)-bilirubinに光を照射した。照射後の非抱合型ビリルビンを解析し、水溶性ビリルビン、(EZ)-cyclobilirubin、(EE)-cyclobilirubin、(EZ)-bilirubin、(EE)-bilirubin、を分離、定量した。分離にC18の逆相カラムを使用し、検出器にフォトダイオードアレイを用いた。キャリアにはdimethylformamideとacetonitrileを用い、0-34%の比率で濃度勾配をかけた。 上記実験系によりそれぞれの膜における光学異性体除去効率を測定した。光化学反応により直ちにZE-ビリルビンが、約5分でEZ-サイクロビリルビンが、約15分でEE-サイクロビリルビンが産生される。ZE-ビリルビンの濾過効率はポリスルフォン膜1.4%、EVAL膜0.7%、PMMA膜0.5%、PAN膜0%の順であった。EZ-サイクロビリルビンの濾過率はPAN膜1.5%、ポリスルフォン膜1.2%、PMMA膜0.4%、EVAL膜0.3%の順であった。EE-サイクロビリルビンの濾過率はP州膜47.1%、ポリスルフォン膜27.2%、PMMA膜16.4%、EVAL膜11.3%の順であった。以上よりポリスルフォン膜もしくはPAN膜の除去効率が優れていると考えられた。
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