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排泄機能障害をもつ子どもと親が学校で排泄問題に出会う体験の構造

Research Project

Project/Area Number 19659590
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Clinical nursing
Research InstitutionUniversity of KinDAI Himeji

Principal Investigator

勝田 仁美  University of KinDAI Himeji, 看護学部, 教授 (00254475)

Project Period (FY) 2007 – 2008
Project Status Completed (Fiscal Year 2008)
Budget Amount *help
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2008: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords小児看護 / 排泄機能障害 / Grounded Theory Approach / インタビュー / 学童期 / 学校 / 親子関係 / 失禁
Research Abstract

本研究の目的は、家庭や学校生活で排泄問題に出会う排泄機能障害をもつ子どもと親の思いや、排泄問題をめぐって親子が関わりあい生活しながら体験していることを明らかにすることであり、排泄機能障害やそれに関連する問題に対し、親と子どもがどのように日々家庭の中や学校で関わり合い向かっているのか構造化するものである。20年度におけるインタビューは、同じ学童前期でも発達途上である子どもの特性(普段からの会話や語彙力、対人関係の取り方、社会性など)によってインタビューで把握できる状況にかなりの差があること、Grounded Theory Approachでは1名の対象者に複数回インタビューすることも多いが成長発達途上であるが故に変化していくこと、認知の未熟さ故に内容にずれが生じるなども確認され、学童前期の子どもへのインタビュー方法の開発の意義は確認されたと考える。しかし、インタビュー例数が少なく構造化および親と子どもという二者の継続比較分析方法まで至れておらず、さらにインタビューを行ったデータについて検討を深めていく必要がある。米国ハワイ州の小学校を視察し、導尿を含め他の医療的ケアを必要とする子どもも健常児も同じ学校内で生活し自立できていない子どもがいる場合は看護師によるサポートがあり保健所保健師が統括しながら連携していた。また、排泄機能障害をもつ子どもの自尊感情などはアメリカでも同様に重要課題であり、二分脊椎症など、成長に合わせた体系化された冊子体を患者会が作成したものを病院でも活用し、時には、病院看護師が学校に出向いてクラスの子どもたちに説明をする機会があるという。今後、目的に照らし学校で生活する排泄機能障害の子どもへの体系的な関わりについて検討を深めることが重要である。

Report

(2 results)
  • 2008 Annual Research Report
  • 2007 Annual Research Report

URL: 

Published: 2007-04-01   Modified: 2016-04-21  

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