Research Project
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
コモンマーモセット胚性幹(cjES)細胞において、世界で初めてジーンターゲティングに成功した。この技術を用い、β-actin遺伝子の内在性プロモーター支配下で緑色蛍光タンパク(EGFP)を発現する細胞株を樹立した。この細胞から派生する全ての細胞は、恒常的にEGFPを発現するため、細胞移植実験の際にドナー細胞として有用である。更に、Cre組み換え酵素によるカセット置換(RMCE)によって、容易にEGFP遺伝子を任意の外来遺伝子に置換し、発現させることが可能である。この細胞は、霊長類ES細胞の幹細胞生物学的解析において、極めて有用性の高いツールになると期待される。
All 2008
All Presentation (2 results)