Research Project
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
本研究は、南アフリカの内陸植民都市を対象として、その空間の形成、変容、再編過程を明らかにしたものである。主な対象都市は19世紀のボーア人の内陸移動にともない1838年に建設されたピーターマリッツバーグであり、その空間変容の実態を臨地調査に基づき明らかにした。また、比較対象として、ケープ植民地の拡大にともない1785年に建設されたグラーフ・ライネを比較対象都市として分析・考察を行った。いずれも明確なグリッド・パターンの都市形態を入植以来維持しているが、街区内部は農耕から居住・商業に適するよう敷地が細分化され、人口増加とともに多人種が混住する過程などを明らかにした。
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